前置き(長いので興味ない人は読み飛ばし推奨)
4月から始まったレギュレーションCでは”さいやくポケモン”に分類されるチオジェン、パオジアン、ディンルー、イーユイの4匹が使用可能になります。
※以下この4匹をまとめて”四厄災”と表記
この4匹のポケモンはゲーム内で1匹づずつしか捕まえることが出来ません。これらのポケモンはステータスが高く、とくせいも強力なものになっており、ポケモンの対戦要素をメインにしているプレイヤーは是非とも複数体捕まえたいと考えると思います。
ゲーム内に1匹しか登場にない為、複数体ゲットするためには、別のニンテンドーアカウントや別バージョンのソフトにてストーリーを始め、捕まえたい後に通信交換や後日連携が予定されているポケモンHOMEでメインで使用しているセーブデータに送る必要があります。(他人から交換してもらうなどの入手方法はもちろんありますが本記事の趣旨から外れるため割愛します)
四災厄はメインストーリーの3つ、チャンピオンロード、レジェンドルート、スターダストストリート、及び3つをクリアした後にプレイすることが出来るザ・ホームウェイには関わる事がなく、各スクールのエントラスホール中央の受付に話しかけると受講することができるレホール先生の歴史の授業で存在が示唆されます。
四厄災と出会う為にはパルデア地方を北東、北西、南東、南西の方角に4分割した場所に、それぞれ8箇所ずつ杭が埋まっており、それぞれの対応する杭を抜いたあと、祠を調べると出現します。
スカーレット&バイオレットのストーリーは従来のシリーズと比べて濃密であり、クリアまで従来より長い時間を要します。上記の通り四厄災自体はストーリーに関わらないので、出会う為にはストーリーを全てクリアする必要がありません。そこで、複数の四厄災を効率的に確保する為にどこまでストーリーを短縮出来るのかを今回考察してみました。
注意
ストーリーを周回する上で当然ですが手持ちポケモンのレベルが高ければ高いほど簡単に周回する事が出来ます。更新データ(Ver.1.2.0)より、通信交換した先でレベルを上げたポケモンが戻ってきた場合も従来の仕様通り、言うことを聞いてくれるようになりました。この方法を1人で完結させるにはポケモンHOME連携前の現状ではニンテンドーSwitchを2台所持しており、両バージョンの内1つ以上をパッケージ版ソフトで所持している、もしくはダウンロード版ソフトを所持している且つ複数のニンテンドーアカウントでNintendo Switch Onlineに加入している必要があります。もちろん友人等にお願いしてレベルを上げてもらう方法もあります。いずれにしても、1人でスイッチ1台で完結するには不可能な方法です。本記事では通信交換を使用して自分のポケモンのレベルを上げた状態であるという事を前提にして進めて行きます。
また、本記事内で通常のプレイでは目にすることが出来ない数値や計算式等が含まれています。苦手な方はご遠慮ください。
どのヌシポケモンを倒せばいいの?
レジェンドルートのヌシポケモンを倒してストーリーを進めることでコライドン・ミライドンもライドわざが解禁されます。
杭や祠に行く為にライドわざ”なみのり””崖のぼり”が必要な場所があり最低でも”大空のヌシ(オトシドリ)””擬竜のヌシ(ヘイラッシャ&シャリタツ)”をクリアする必要があります。 ですがライドわざ”ダッシュ””大ジャンプ””かっくう”のどれもライド時の操作性を向上させ移動時間の大幅な短縮が期待できます。パルデア地方を駆け回ることを考えると、好みで欲しいライド技のヌシをクリアするのが良いと思います。
ジムはどこまでクリアすればいいの?
結論を先に言います。入れたいボール等のこだわりがあるなら8個全部集めてください。
四厄災に出会うためだけならクリアしなくても構いません。ですが、今作特有の仕様があり、ジムバッジの数が少ないとレベルの高いポケモンを捕まえる際に、捕獲成功確率が下がるという仕様があります。今作ではオープンワールドでの冒険のため、ジムバッジが少ない状態でもレベルの高いポケモンと出会うことが出来ます。ゲーム難易度のバランス調整の意図かもしれませんがこの仕様のおかげで、ヌシポケモンを倒し全部杭を抜いただけの状態だと捕まえることがとても難しくなっています。
ポケモンには隠しステータスとしてそれぞれに”捕まえやすさ”という数値が設定されています。めずらしいポケモンほど”捕まえるやすさ”が低く設定されており、低くなればなるほど捕まえにくくなります。例を挙げるとグルトンが255、セビエが45、ミライドン、コライドンが3と設定されています。 四厄災の捕まえやすさは6であり、パルデア図鑑内でトップレベルに低く設定されています。
そもそも捕まえずらいポケモンにさらに下降補正が加わるため、ほとんどボールに入ってくれなくなります。
ポケモンにモンスターボールを投げた際、演算処理が行われ捕獲が成功するかどうかが決定されるのですが、その計算式の中に”バッジの不足している数だけ0.8を掛ける”というのがあります。
野生ポケモンを捕まえる際、ジムバッジ0個ならLv.25、1個ならLv.30、2個ならLv.35、3個ならv.40、4個ならLv.45、5個ならLv.50、6個ならLv.55、7個ならLv.60まで下降補正かかからずに捕獲することが出来ます。8個のジムバッジを持っている状態ならすべてのポケモンに下降補正がかかりません。
Lv.60で出現する四厄災を捕獲する際に、バッジ7個あれば下降補正ががかからずに捕まえることが出来ます。バッジ0個の場合で挑むと0.8^7の下降補正がかかり捕獲成功率が約0.2倍になります。
7個だけあつめるよりは、交換で手に入れたレベルの高い捕獲要因がいうことを聞いてくれるようになる8個すべて集めることをお勧めします。
なお、マスターボールや捕獲率の高いタイマーボールやダークボール。安価でショップで販売しているボールで試行回数を稼いでで捕獲予定であればジムバッジを集める必要はありません。
スター団はどこまで倒せばいいの?
無視しましょう。彼らのアジト内に杭はありません。杭回収の際に誤って彼らのアジトに入ってしまい喚いてくることがあるかもしれませんが、無視しましょう。
結論
・四厄災目的のみで周回するならヌシとジムだけ倒してスター団は無視するのが効率がいい。ボールにこだわらないのであればヌシだけでいい
ご拝読ありがとうございました。
また本記事の作成にあたり、ポケモンwiki様の捕獲処理のページを参考にさせていただきました。
https://wiki.xn--rckteqa2e.com/wiki/%E6%8D%95%E7%8D%B2%E5%87%A6%E7%90%86